WELLBOND 拡散接合 情報館


HOME

活動・調査報告

拡散接合とは

拡散接合の実用例

拡散接合面は

拡散接合の原理

拡散接合の仲間

拡散接合の本

陽極接合

大橋修の経歴

WELLBOND

LINK

 

接合関連情報

拡散接合 Q&A

金属技術史

2014国際ウエルディングショー

 2014国際ウエルディングショーが東京ビックサイトで開催され、固相接合関連で興味深い展示、2件を紹介します。
 1. キュアアロイ(村田製作所)は、「接合材」、「耐熱材」、「易解体材」の三つの特性を加熱で接合部の性質を大きく変化させるようです。
 「接合」では250℃程度で加熱しますと、従来のハンダ付けのように接合できます。その接合体をさらに加熱しますと、その接合部の融点が500℃以上へ上昇し、「耐熱性」が付与されます。
 また、異なるろう材を用いての接合では、接合後の加熱で接合部が脆化し、解体が容易となるようです。これは、液相拡散接合で接合部での拡散が進行しますと、合金組成によっては、接合部の耐熱化、あるいは脆化します。新しい合金組成のろう材で、「耐熱化」と「易解体化」を実現しています。TLP接合の発展系です。
 2. 熱交換器向けろう付け用クラッド材(日立金属)は、本材料の使用で、ろう付け作業工程の大幅なコストダウンになるとのここで、紹介しています。板厚が0.05〜1mmでのステンレス鋼両面あるいは片面でのクラッド製作技術には、驚きました。また、電極接合用クラッド材として、アルミと銅のクラッド箔は、ハイブリッド車、定置型蓄電池用の電極接合用に開発されていまし

murata

キュアアロイ(村田製作所)の展示 

戻る