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金属技術史

風をテーマにしたモニュメント

 

 最近、「吉川美南駅近くの公園に金属製のモニュメントが設置されている」と聞きました。
 吉川美南駅は、武蔵野操車場跡地に新三郷駅に続いて、最近営業を開始しました。武蔵野操車場跡地の開発とあって、武蔵野線の吉川駅、吉川美南駅、新三郷駅とかけて、細長い形状の開発です。大和ハウスとイオンタウンによる「大型複合開発」が進められています。
 開発のコンセプトが「風」とのことで、開発地には6つの公園が計画され、風をテーマにした金属製のモニュメントが完成していました。しかし、建設中とあって、遠くから眺めるモニュメントがほとんどで、4つの作品は金属製の柵で囲ってありました。柵がなく間近に見れた作品を2つ紹介します。

staion

吉川美南駅前のローターリーの作品

 吉川美南駅前のロータリーの作品。風が吹くと、「鏡のような金属板」が、思いのまま回転するようです。雪の降った翌日とあって、まぶしい光線のなかで輝いていました。

wind

風韻器

 公園内の看板には、「風韻器」との題目で下記のように解説してありました。
 「風の音、鳥の声や虫の音。人の声に車や電車の音。気持ちを静かに、音の世界を探検してみよう」と。
 鉄製のパイプと銅板を成形して組立て、引き続きアルミと亜鉛を溶射して、防錆処理がを施してあるようです。パイプに腰をおろすと、ラッパ形状の細い箇所が耳のあたりに来て、集音した風の音を楽しむことができるようです。

 現在は、建設中で公園内へ入ることができず、「気持ちを静かにして、風の余韻を確かめる」ことはできませんでした。この団地が完成し、木々も大きく成長して、緑の中で風の余韻を聞きたいものです。

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