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別子銅山と近代化産業遺産の見学 アジア鋳造技術史学会のエクスカーションで、「別子銅山関係遺跡の見学会」に参加しました。愛媛県新居浜市には、別子銅山の関連産業遺産が数多く残っています。 世界へ輸出された棹銅
旧広瀬邸から新居浜 東平に残る選鉱場跡 鉱石が山岳鉱山鉄道で、東平(とうなる)へ。東平は物資輸送の中継所で、採鉱本部の他、選鉱場、社宅・学校などもありました。選鉱場は、朽ち果てて、煉瓦つくりの土台のみが残っていました。東平(とうなる)を鉱山鉄道で下ると端出場(はでば)へ。端出場は山岳鉱山鉄道(現在は、この鉱山鉄道はありません)の終点。端出場には水力発電所が建設され、この電力で鉱山に電気が供給されました。また、ここには、48年の閉山まで採鉱の拠点であった、第4通洞があります。 今も残る第四通銅 別子銅山の発展とともに、公害問題の発生とその対策として、硫酸製造会社、肥料会社、そして、現在の住友化学。常に、新しい挑戦がこの発展を支えて来た事を感じました。 戻る |
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