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千葉県立現代産業博物館を見学

 千葉県立産業科学館は、子供から大人まで誰もが、身近な科学技術を体験的に学ぶことができる施設です。「竜巻」、「渦巻き」、「人力発電」など、身近な科学現象を体験する広場には、多くの家族連れの子供達が楽しんでいました。また、「先端技術のコーナー」では、エレクロトニクス、新素材、バイオテクノロジー、先端技術と地球環境などをテーマに、千葉県とつながりの深い企業が出展し、分かり易く説明されていました。
 また、関東圏の発展を支えた千葉県。千葉県に立地する基幹産業である、「電力」、「石油」、「鉄鋼産業」について、その発展の歴史と人間と関わりについて分かり易く説明されていました。 
 鉄鋼産業については、古い時代の木炭を使った製鉄、コークスを使っての鉄の大量生産のはじまり、そして現代の製鉄所などの展示。映像を使った展示では、「鉄の誕生」では、現代の熔鉱炉での製造法、「いろいろの性質の鋼を作る」では、炭素の調整法、「いろいろの板を作る」では、大きい鉄のブロックを圧延しての圧延過程、「薄板を作る」では、自動車用鋼板など冷間圧延過程、「鋼管を作る」では、UO鋼管、スパイラル鋼管、電縫鋼管、鍛接鋼管などの製造過程、「鉄を錆から守る」では、溶融亜鉛メッキ、電気メッキ、塗装鋼板、プラスチック被覆鋼管の製造過程、「エネルギーを効率的に利用する」では、高炉からでるガスを利用して発電、「副成物を利用」では、スラグをセメント材料へなど分かり易く紹介されていました。
 また、炭素量の異なる材料の光学顕微鏡組織や、その材料を使っての鉄琴などの展示。鋳鉄は制振性の高いことを実感できました。
 下記の「高炉のカットモデル」は、川崎製鉄株式会社千葉製鉄所第1号高炉(1953年から1977年)中で、どのような温度で、どのような化学反応が発生しているかを示しています。

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高炉のカットモデル

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