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金属技術史

1.4 異種金属は接合できるでしょうか。どんな組み合わせで接合できますか。

  異種金属ももちろん接合出来ます。異種金属の組み合わせで相互固溶度が異なります。以前、金属の組み合わせでの「相互固溶度の少ない金属対は接合できない」と考えられた時もありました。しかし、相互固溶度の少ない、銀と鉄、銅とモリブデン、銀とニッケルなどの拡散接合継手は、弱い方の金属の母材で破断する程、異種金属の界面の強さは大きいです。相互固溶度のある組み合わせでは、拡散に伴って界面に生成する「金属間化合物」、「カーケンダルボイド」などの欠陥によって、逆に接合強さが低下します。異種金属の接合界面の空隙や、酸化皮膜を取り除くため高温で処理する程、逆に相互拡散に伴う反応生成物で、継手の強さは低下します。接合強さが低いのは、「施工法が適切でない」と言っても過言ではありません。

 HPでの異種金属の接合例を示します。(会社名をクリックすると、適用例、接合可能な金属対が分かります)

拡散接合 中空部品 金属技研
拡散接合 中空部品 戸畑製作所
常温接合 中空部品 産業技術総合研究所
常温接合 中空部品 三菱重工業
熱間圧延 各種クラッド材 日本製鋼所
熱間圧延 クラッド材 武生特殊鋼材
熱間圧延 クラッド材 住友金属
圧延 クラッド材 東洋鋼鈑
圧延 クラッド材 日立電線
圧延 クラッド材 日立金属
圧延+熱処理 クラッドろう材 IHI
圧延 クラッド材 EMS Clad
ろう付け 中空部品 金属技研

 

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