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1.4 異種金属は接合できるでしょうか。どんな組み合わせで接合できますか。異種金属ももちろん接合出来ます。異種金属の組み合わせで相互固溶度が異なります。以前、金属の組み合わせでの「相互固溶度の少ない金属対は接合できない」と考えられた時もありました。しかし、相互固溶度の少ない、銀と鉄、銅とモリブデン、銀とニッケルなどの拡散接合継手は、弱い方の金属の母材で破断する程、異種金属の界面の強さは大きいです。相互固溶度のある組み合わせでは、拡散に伴って界面に生成する「金属間化合物」、「カーケンダルボイド」などの欠陥によって、逆に接合強さが低下します。異種金属の接合界面の空隙や、酸化皮膜を取り除くため高温で処理する程、逆に相互拡散に伴う反応生成物で、継手の強さは低下します。接合強さが低いのは、「施工法が適切でない」と言っても過言ではありません。 HPでの異種金属の接合例を示します。(会社名をクリックすると、適用例、接合可能な金属対が分かります)
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