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「鉄137億年の宇宙誌」を見学東京大学の本郷キャンパスの赤門を入って、右方向に行くと東京大学総合研究博物館がある。その1階で、鉄を工学、物理学、生物学、化学など様々な学問分野からとらえた展示「鉄137億年の宇宙誌」を見学しました。我々の生活に身近な「鉄」について、展示の時間スケールを10の冪乗で整理して、宇宙が誕生した137億年前から、現在そして未来まで、12のブースで展示しています。それぞれのブースにはDVDが備えてあり、訪問者に分かり易い説明があります。専門外の分野でも非常に分かり易く、非常に見応えがありました。 鉄は安価で、高い強度を持つことから、建築物や機械の構造材として広く用いられています。さらに鉄は磁性を持つことから電気が作られ、電気を使う現代社会が作られています。最近、鉄化合物で新しい高温超伝導が発見され、我々の生活に無くてはならない金属で夢のある金属でもあります。これから、鉄を如何にうまく利用するかが重要になると感じました。(2009.8.16) 展示の構成 博物館前にて 戻る
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