WELLBOND 拡散接合 情報館


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第14回 SPS研究会

 今年は2日間にわたり、23件の発表がありました。特に、マレーシア、韓国、イタリアからの研究者の発表があり、国際的な研究会でありました。
 大型・連続式SPS装置を用いた直径30cmのアルミナ粉の焼結では、均一に加熱できないことから、焼結体に割れが発生しやすいことが報告され、「均一に加熱する方法の開発と冷却時間の短縮がポイント」となりそうです。
 純Al粉とAl合金粉末の混合粉末を徐々に昇温すると、連続的に固液共存状態が保持されて緻密な焼結体を作製できること、またダイヤモンド粒を混ぜると均一に分散でき、熱伝導性の優れた材料を開発できることが報告されました。
 パルス通電時の粒間での発熱現象について、電流、投入エネルギーと接合部の面積、接合強さ、界面の温度との関係から検討されました。1パルスの実験ですが、「パルスの投入エネルギーが接合強さを決定する」との報告でした。
 パルス通電焼結について特許(1906〜2008年)について、詳細なレビューが報告されました。本報告は下記からダウンロードできます。
 http://www.iop.org/EJ/toc/1468-6996/10/5

 懇親会は、松島温泉の「一の坊」で開催され、平井先生の挨拶で始まり、楽しく情報交換できる場でした。翌朝6時20分頃、松島湾の美しい日の出を楽しむこともできました。(2009.11.20〜21)

greeting

第14回懇親会(一の坊)

sunrise

一の坊からの日の出

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